国際学部長挨拶


 多文化公共圏センターは、国際学部と国際化する地域を結ぶ拠点ですが、私は、セ ンター開設の準備段階から関わった一人です。平成20年に開設してから最初の2年間 は、初代センター長を務めました。正直言って、最初は不安材料がとても大きいもの でした。予算はない、人はいない、センターの役割や機能に対する学部全体の理解が 十分でないなかでの、見切り発車的なスタートでした。しかし、新しいことを追求で きる喜びの方が勝るというような気持ち、かつ、出来ることは何でもやろう的な精神 で、2年間、様々な取り組みにチャレンジしました。オープニングセレモニーで会場を 埋めつくす人々から「官民学連携の拠点」へ寄せられる熱い期待を実感したこと、そ して、多くの人が応援に来てくれたことが、大きな励みになっていたと思います。セ ンター2年目に、宇都宮市市民生活部国際交流プラザと協力して、宇都宮市民を対象に 地域の国際化や多文化共生に関する意識調査を実施したことが懐かしく思い起こされ ます。その後、重田康博センター長、高際澄雄センター長の下でセンターは大きく発 展してきました。

 現在、国際学部は、学部としての特色や強みを点検し、地域に向けた社会的役割を 一層充実させるための話し合いを進めています。重点課題の1つは地域貢献機能の充 実ですが、センターを軸にしてさらなるチャレンジを目指そうとしています。センター は開かれた公共圏ですから、是非センターに寄っていただき、センターの発展拡大の ために率直なご意見を言っていただきたいと思いますし、願わくば、センターの取り 組みにご協力いただきたいと思います。

 実は、私は走ることが大好きで、ある人からは「走る学部長」と言われています。 この4月に学部長に就任しましたので、今後、学部としてますますセンターを応援し たいと思いますし、学部長室とセンターを「走って」行き来したいと思います。

国際学部長  田巻 松雄