福島乳幼児・妊産婦支援プロジェクト
Support Infants, Children, and Pregnant Women of Fukushima(FSP)

(2014年5月更新しました)

【2013年度活動報告】
 本プロジェクトは、東日本大震災を伴う福島第一原子力発電所事故後、放射能汚染による健康被害の不安を抱えて
避難している・被災している幼児家族や妊産婦のニーズを把握し、それらのニーズに基づき対応できる団体との
連携した体制のもと、サポートを行うことを目的としている。
 震災から2年経過してからも、被災者・避難者の状況は、必ずしも改善されていないどころか、より複雑化、
深刻化し、今後も長期化する様相を見せている。しかしながら、社会的には、権利の侵害があったことすら殆ど認識されておらず、
問題は風化の一途をたどりつつ有る。このような問題認識のもと、本プロジェクトでは、2013年度も
アンケート調査によるニーズ把握を行い、その結果を踏まえ、公開報告会やシンポジウムを2回開催するとともに、
福島乳幼児妊産婦ニーズ対応プロジェクト(FnnnP)と共同での支援活動を行い、重ねて研究会を行い学会発表にも努め、
ならびにさまざまな形での社会への発信を行ってきた。
 こうした本プロジェクトの活動は、科学研究費助成金(挑戦的萌芽研究2013年〜2014年、
「原発震災後の人間の安全保障の再検討―北関東の被災者実態調査に基づく学際的考察」、研究代表者:重田康博)、
国立大学協会の助成金、国際ソロプチミスト宇都宮による活動助成、稲盛財団研究助成
(平成25年度、「福島原発事故後の市民社会の変容〜新潟県内の福島乳幼児・妊産婦家族と地域社会、市民社会の交差を事例に」、
研究代表者:高橋若菜)の資金助成に支えられている。

【活動期間】2011年4月〜2015年3月

【対象者】福島原発事故後、不安をかかえる子育て世帯を中心に、全被災世帯を対象とする。

【実施体制】 
●宇都宮大学国際学部多文化公共圏センター 
栃木県におけるニーズ調査とサポート体制のコーディネーションを行う。 
福島県に隣接する県の国立大学として、福島県からの避難者の状況を把握し、ニーズが満たされるように提言・
コーディネーションを行うことは、地域社会の一員として重要な責務である。類似性はあるものの、異なる地域
から、原発にもっとも脆弱である乳幼児や妊産婦を支援することは、これまでの多文化公共圏センターのスタンスとも一致する。 
 FSPとしては、対象者のニーズや状況を中心的な役割とし、直接的なニーズ対応については関連支援団体につなげ対応する。

教員メンバー
・重田 康博(宇都宮大学国際学部教授・2014年度多文化公共圏副センター長):代表、総括 
・阪本公美子(宇都宮大学国際学部准教授・多文化公共圏センター員):事務局長。
     福島県から主として栃木県に避難している・避難を希望している乳幼児・妊産婦の状況・ニーズ調査
・高橋 若菜(宇都宮大学国際学部准教授・元多文化公共圏センター員):新潟拠点長。
     福島県から新潟に避難している乳幼児・妊産婦の状況・ニーズ調査、環境政治学の視点からの助言
・田口 卓臣(宇都宮大学国際学部准教授・多文化公共圏センター員):新潟県内の支援組織の証言記録。 
     連続市民講座を通した震災問題に関する考察。
・清水奈名子(宇都宮大学国際学部准教授):栃木県北地域に住む乳幼児・妊産婦世帯の状況把握、ニーズ調査。
     国際機構論・国際関係、法律の専門から助言

事務局
・匂坂宏枝(FSPコーディネーター):プロジェクトのコーディネート

【FnnnP Jr. 宇都宮大学学生ボランティア団体】
・吉村花純(教育学部3年):代表
・湯村楓(教育学部3年):副代表
・ホセブラボ(国際学研究科1年)
・関香代子(国際学部4年)
・石田沙希(国際学部4年)
・小野寺真里(国際学部4年)
・大和優希(国際学部3年)
・遠藤さくら(国際学部2年)
・三上果南子(国際学部2年)
・齋藤夢子(国際学部2年)
・平子めぐみ(国際学部1年)
・佐藤春菜(国際学部1年)

Fnnnp Jr.活動経験者
・佐藤聡太(農学部4年)

Fnnnp Jr. OG/OB
・須田千温(国際学部卒、元代表)
・田中えり(国際学部卒、元代表)
・瀬川彩(国際学部卒、保育士有資格者)
・M田清貴(国際学部卒)   
・加戸廉矩(工学部卒)
・嶽石佳那(国際学部卒)
・阿部有沙子(国際学部卒)
・比留間葉月(農学部卒)   
・佐々木理沙(教育学部卒)  
・森田匠(国際学部卒)    
・佐藤利津(国際学部卒)   
・秋元明日香(国際学部卒)
・遠藤舞(国際学部卒)
・逸見栞(国際学部卒)

【協力者】
・スエヨシ・アナ(宇都宮大学国際学部講師・多文化公共圏センター員):外国人支援調査、スペイン語・ポルトガル語でのプロジェクトの呼びかけ
・大久保達弘(宇都宮大学農学部教授):栃木県内の農林業と放射能汚染の視点からのアドバイス
・山本美穂(宇都宮大学農学部准教授):栃木県内の里山と放射能汚染の視点からのアドバイス
・陣内雄次(宇都宮代大学教育学部教授):市民カフェとの連携に関する協力
・長谷川万由美(宇都宮大学教育学部教授、社会福祉士):社会福祉の視点からのアドバイス
・松永洋子(青年海外協力隊OG、助産師):訪問支援の協力
・小林ひとみ(宇都宮大学国際学部卒、青年海外協力隊OG、看護師):聞き取り協力
・高木亜紀(宇都宮大学国際学研究科博士前期課程修了、青年海外協力隊OG言語聴覚士):助言
・加瀬智恵子(宇都宮大学国際学研究科博士前期課程修了、青年海外協力隊OG、栄養師):助言
・津田勝憲(宇都宮大学国際学附属多文化公共圏センター研究員):聞き取り・イベント協力
・上村康幸(上三川町議会議員):元FSP事務局

【協力団体】
栃木県:とちぎ暮らし応援会、那須塩原放射能から子どもを守る会、栃木避難者母の会、日本カウンセリング学会栃木県支部会NPO法人宇都宮まちづくり市民工房、
    宇都宮市まちづくりセンターまちぴあ栃木県青年海外協力隊栃木OB会有志(助産師協力含む)、パルティとちぎ男女共同参画センター、
    NPO法人仕事と子育て両立支援センター エンジェルライン、Vimala@ソノツギ

福島県内:うつくしまNPOネットワーク、福島大学災害復興研究所、しんぐるまざーねっとわーく福島

新潟県内:新潟県立大学家族サポート研究会、にいつ子育て支援センター育ちの森、子育て応援施設ドリームハウス、すてきネット“五泉”、
     新潟NPO協会運営新潟市避難者交流所ふりっぷはうす、新潟県弁護士会、新潟県臨床心理士会

<物品提供> 
ユニ・チャーム株式会社、避難所に肌着を送るプロジェクト500、Burt’s Bees(FnnnP Jr.)、栃木県内市民(FnnnP Jr.)、難民を助ける会
<企業サービス>
株式会社V Cubeテレビ会議システム、株式会社ソフトバンク、Safecast、Ghali-Sakamoto Family

【助成金】

2012年度〜2013年度

・宇都宮大学学長支援プロジェクト
・一般社団法人国立大学協会「平成24年度震災復興・日本再生支援事業」

2013年度

・国際ソロプチミスト宇都宮、東日本大震災復興支援プロジェクト「福島乳幼児妊産婦支援プロジェクト(FSP)」
・科学研究費助成金(挑戦的萌芽研究2013年〜2014年、「原発震災後の人間の安全保障の再検討―北関東の被災者実態調査に基づく学際的考察」、研究代表者:重田康博)
・稲盛財団研究助成(平成25年度「福島原発事故後の市民社会の変容〜新潟県内の福島乳幼児・妊産婦家族と地域社会、市民社会の交差を事例に」、研究代表者:高橋若菜)

<FnnnP Jr.>
2011年度〜2013年度・宇都宮大学教員 ・学生有志
2012年度・峰が丘ファンド
2013年度・大学コンソーシアムとちぎ
謝辞
 2013年度の福島乳幼児・妊産婦支援プロジェクトの活動は、以下の資金助成により支えられてきました。

・科学研究費助成金(挑戦的萌芽研究2013年〜2014年、「原発震災後の人間の安全保障の再検討―
 北関東の被災者実態調査に基づく学際的考察」、研究代表者:重田康博)
・一般社団法人国立大学協会 平成25年度 震災復興・日本再生支援事業、「福島乳幼児・妊産婦
 支援プロジェクト―栃木県避難者・被災者を中心として―」
・国際ソロプチミスト宇都宮、東日本大震災復興支援プロジェクト「福島乳幼児妊産婦支援プロジェクト(FSP)」
・稲盛財団研究助成(平成25年度、「福島原発事故後の市民社会の変容〜新潟県内の福島乳幼児・
 妊産婦家族と地域社会、市民社会の交差を事例に」、研究助成対象者:高橋若菜)

ここに記して感謝致します。
2011年度の活動 2012年度の活動 【呼びかけ人】 粟野晴子(アイ・シー・ネット株式会社 シニア・コンサルタント) 石田洋子(一般財団法人国際開発センター理事) 井本直歩子(国連児童基金)  岩井雪乃(早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター助教) 上江洲佐代子(政策研究大学院大学研究員) 大久保達弘(宇都宮大学農学部教授) 大林稔(龍谷大学教授) 君島崇(潟激bクス・インターナショナルコンサルタント事業部事業部長) 黒澤直俊(東京外国語大学総合国際学研究院教授) 佐藤靖明(大阪産業大学人間環境学部専任講師) 陣内雄二(宇都宮大学教育学部教授) 杉村和彦(福井県立大学教授、教養センター長) 高原孝生(明治学院大学国際学部教授) 武田千香(東京外国語大学総合国際学研究院准教授) 工位夏子(フリーランス) 鶴田格(近畿大学農学部准教授) 戸田真紀子(京都女子大学現代社会学部教授) 富永智津子(元宮城学院女子大学教授、日本学術会議連携会員) 友松篤信(元宇都宮大学国際学部教授) 長井圭子(株式会社コーエイ総合研究所コンサルティング第2部課長、主任研究員) 永岡宏昌(特活アフリカ地域開発市民の会(CanDo)、代表理事) 南村 亜矢子(株式会社インターワークス、ODAコンサルタント) 西真如(京都大学東南アジア研究所特定助教) 西川潤(早稲田大学名誉教授) 西川芳昭(名古屋大学国際開発研究科教授) 平井英明(宇都宮大学農学部教授) 廣野良吉(成蹊大学名誉教授、市民によるガバナンス推進会議代表理事、ESD-J顧問、ユニセフ協会理事) 牧野久美子(日本貿易振興機構アジア経済研究所研究員) 松島泰勝(龍谷大学ボランティアNPOセンター長、経済学部教授) 宮沢一朗(UNESCOバンコク事務所 教育プログラム・スペシャリスト) 森英麻(龍谷大学大学院経済学研究科特別専攻生) 山本美穂(宇都宮大学農学部准教授) 米川正子(宇都宮大学国際学部特任准教授) 渡邉裕子(明治学院大学教養教育センター) <<福島乳幼児・妊産婦支援プロジェクトHPはこちら→>>http://sicpmf.blog55.fc2.com/ 宇都宮大学国際学部附属多文化公共圏センター 〒321-8505 栃木県宇都宮市峰町350 TEL&FAX: 028-649-5228