プロジェクト報告


<平成21年度第1回栃木県外国人児童生徒教育問題懇談会>

 


日時:平成21年7月23日(木)14:00〜16:30

場所:国際学部E棟4階 大会議室
   
主催:宇都宮大学平成21年度特定重点推進研究 「外国籍の子供たちの教育・生活環境をめぐる問題」
後援:栃木県教育委員会

プログラム:
   1.主催者あいさつ
   2.後援者あいさつ
   3.懇談会構成メンバーおよび参加者紹介
   4.経過報告と本懇談会の目的
   5.情報・意見交換
       


  教育委員会・現場の先生・研究者が集まって栃木県の外国人児童生徒の教育について議論する画期的な会が発足しました!


平成16年度に始まった、特定重点推進研究として「外国籍の子供たちの教育・生活環境をめぐる問題」に取り組んでから今年で6年目になり、今年度が一つの区切りの年になります。重点推進研究としては終わりますが、この問題は引き続き継続していかなければならないと考え、この懇談会を立ち上げました。先日記念すべき第一回会議が国際学部大会議室において開かれました。出席された方は、教育委員会の方、小中学校校長先生、宇都宮大学国際学部・教育学部の両学部長、重点推進研究グループメンバー総勢34名に上りました。

渡邊弘教育学部長の挨拶  【懇談会構成メンバーおよび参加者紹介】

 本会のメンバー選出に至った経緯として、昨年度県教委との話し合いの中で、外国人児童生徒の多い自治体6市(宇都宮市、小山市、佐野市、小山市、真岡市、大田原市)の教育委員会の方を中心メンバーとしようということになりました。また、学校現場からの代表として校長先生も加えたらどうかという県教委の提案があり6市から小中学校各1名ずつの校長先生を推薦していただきました。  一方、重点推進研究メンバーとしては、宇都宮大学国際学部、教育学部、留学生センターの教員が中心となって構成されています。加えて、平成19年度からは県内の小中学校の先生方(現在6名)にご参加していただいています。さらに、今年度から高等学校の先生2名にご参加いただけることになました。その他数名の者が関わっています。

【本懇談会設立の経過】

当初、国際学部と留学生センターの教員のみで構成されていましたが、研究を進めていくなかで教育問題ならばやはり教育学部との連携を強めて、これから教員になる学生たちにも関心を持ってもらうことが必要だと認識しました。また、教育問題についての調査研究をする場合、質問紙調査や聞き取り調査に加えて、現場の先生の視点が必要だと考えました。そこで、教育学部の教員、現場の先生方を加えたメンバー構成になりました。


平成18年度まで主に拠点校を対象にした調査研究を行ってきましたが、そこから3つの課題が上がってきました。一つは、拠点校以外の学校に在籍する児童生徒への実態調査、二つ目に中学校を卒業した生徒の進路状況、そして三つめに、拠点校や日本語指導教室担当教員以外の先生方の意識調査です。その調査を昨年度実施し報告書にまとめました。この調査により、基本的な実態が明らかになり、研究のレベルにとどまらず、大学として、実践的な事業や活動に着手することが出来る段階になったと判断しました。そこで次年度から事業を開始するにあたり、様々な関係者と情報・意見交換する場が不可欠と考え、懇談会を設置しました。

【本懇談会設立の目的】

(1)この懇談会を通じて、大学として何ができるかを討論する場にします。(今年度の懇談会で話し合われたことを次年度から具体的に取り組む)

(2)外国人児童生徒教育に携わってこられた現場の課題や取り組みを県レベルで共有化し、学校現場や教育行政に反映するようなシステムを構築するための場にします。

【大学側で実施検討している事業】

(1)外国人児童生徒のための教材作り、教員のためのマニュアル作り
(2)教員や学生の派遣担当プラス教育委員会や学校との連絡調整
(3)現職教員研修のための教育
(4)デリバリー業務、相談業務(進学ガイダンスなどの出張実施など)


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