イベント報告

<日光市国際交流協会・多文化公共圏センター交流事業 第二弾>

 


日時:2009年11月6日(金)19:00〜

場所:日光総合会館2階会議室
   
講演 「台湾を知るために〜台湾・台南と日本〜」

講師 松金 公正 (宇都宮大学 国際学部准教授)

[プロフィール]

福岡県生まれ。
財団法人交流協会東京本部日台交流センター専門調査員を経て、2001年より宇都宮大学国際学部専任講師。
2003年より助教授、2007年より現職。
専門は中国・台湾宗教社会史


おもな著作:
『図解雑学 中国』(共著、ナツメ社、2004年)、「真宗大谷派台湾別院の『戦後』-台湾における日本仏教へのイメージ
形成に関する一考察-」(五十嵐真子・三尾裕子編『戦後台湾における(日本)-植民地経験の連続・変貌・利用』、風響者
、2006年)「植民地期台湾における曹洞宗の教育事業とその限界-宗立学校移転と普通教育化の示すもの-」(台湾研究部
会『台湾の近代と日本』、中京大学社会科学研究所、2003年)など。

⇒チラシ
    


松金教授

  講演会に参加して

日本から最も近く、最も身近な異文化社会であるのが台湾です。11月6日(金)に、台湾をテーマとした講演会が日光市で行われました。

私がこの講演会に参加したきっかけは、修士論文の研究の関係で今年の9月に台湾を訪れたばかりであり、台湾をとても身近に感じていたからです。講演会を通してより台湾についての知識や関心を高めていければと思いました。

会場は平日の夜にも関わらず、多くの方が参加されていました。日光市と台南市が2009年1月に観光友好都市の締結がされたことも関係していると思いますが、何よりも台湾は身近な異文化社会であり、私たちにとって関心の高い地域であることを物語っているのではないかと思いました。台湾を専門に研究されている松金先生の講演会の内容は、台湾の地理、歴史、文化など多岐に渡り、興味深く感じました。途中、先生自身の台湾での体験談を含めたり、写真や実物を用いて分かりやすく説明して下さったので、常に参加者の関心を集めていました。私が特に印象的だったことは、「台湾は親日派が多いというイメージを持っている日本人が多いけれど、本当にそうなのか?」と先生が疑問を投げかけていることでした。(実際に、私が9月に台湾を訪れた際にも、人々はとても親切で「親日派」という印象を感じました。)しかし、それはあくまで私たち日本人の認識であって、「台湾=親日派」と簡単に言えることではないとおっしゃっていました。松金先生が「日本人は台湾ときちんと向き合ってきたのか?」と強調していたように、単にイメージとして語るのではなく、台湾の過去と現実の状況を認識した上で、きちんと向き合っていくことの大切さを学びました。

講演会の最後には、台湾のお茶とお菓子(台湾名物のパイナップルケーキ)が参加者一人ひとりに配られ、おいしくいただきました。講演会を通して、台湾がより近くなったように感じました。

関根功人(国際学研究科 博士前期課程2年) 松金教授
















イベント報告へ戻る