センター組織
センター長挨拶

宇都宮大学国際学部附属多文化公共圏センターは,栃木県の各自治体・地域が取組むグローバル化に関わる課題や国際交流事業に関して,国際学部・国際学研究科が連携・協力・協働するという合意のもと,設立準備会を経て,平成20年4月に発足しました。この設立趣旨のもと,当センターは,現在,HANDS事業,日光プロジェクト,グローバル教育セミナー,福島フォーラムを含む,多様な課題に対して,国際学部・国際学研究科が有する教育研究資源を積極的に提供し,協働し解決を図るためのコーディネート的役割を担う組織として活動しています。
当センターは,国際学としての多文化公共圏の研究を通して,グローバル化に関わる情報の収集と発信の場,そして,現在と将来にわたる諸課題の解決を図るための場として,地域のみなさまとともに活動して参ります。今後とも,当センターの運営にみなさまのご支援・ご協力を賜りますよう,ご意見ご要望をお寄せくださいますようお願い申し上げます。
宇都宮大学国際学部附属多文化公共圏センター長
湯澤 伸夫
センタースタッフ
- 運営委員会メンバー
- センター研究員
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運営委員会メンバー(2021年度)
- センター長 湯澤 伸夫
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所属・職名国際学部教授
- 副センター長 髙橋 若菜
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所属・職名国際学部教授
- グローカル担当 田巻 松雄
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所属・職名国際学部教授
- グローバル担当 重田 康博
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所属・職名国際学部教授
- センター員 スエヨシ・アナ
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所属・職名国際学部准教授
- センター員 清水 奈名子
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所属・職名国際学部准教授
- センター員 栗原 俊輔
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所属・職名国際学部准教授
- センター員 松尾 昌樹
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所属・職名国際学部准教授
- センター員 立花 有希
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所属・職名国際学部講師
- センター員 アミン ガデミ
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所属・職名国際学部助教
- センター員 槙野 佳奈子
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所属・職名国際学部助教
- センター職員 鄭 安君
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所属・職名コーディネーター
- センター職員 小野寺 櫻子
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所属・職名事務補佐員
センターについて
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地域社会と国際社会をつなぐ情報コミュニティの交流拠点
CMPS(シンプス)は地域社会が抱える外国人やコミュニティと関連する公共的課題に対して、自治体、市民団体(NGO/NPO)と協力してその解決に貢献していくことを目指しています。
- 「多文化公共圏センター」の目的
- 2008年4月宇都宮大学国際学部は「国際学部多文化公共圏センター」(Center for the Multicultural Public Sphere)を開設しました。この「センター」は栃木県内外の自治体・国際交流協会・教育委員会・市民団体等(NGO/NPOを含む協賛団体)や海外の交流協定締結大学とネットワークを形成し、情報を交換し合いグローバル化に関わる実践的諸課題を解決することを目的としています。
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「多文化公共圏」は、大学院国際学研究科博士後期課程のキーワードです
地球温暖化など国境を超える(transnational)課題への対応や外国人との「共生」(co-existence)への対応はわたしたちの地域でもすでに始まっています。持続可能な開発や環境に配慮した生活(ecological life)への行動は、国際社会のスローガンとなっています。この運動や行動は国家や自治体による事業の推進もさることながら、市民一人ひとりの自覚が凝集してはじめてより大きな力が発揮されます。 2007年4月に開設された大学院国際学研究科博士後期課程では、このような国家を超えた課題解決の方法を「多文化公共圏」の教育研究を通して実践しています。国際学部・大学院国際学研究科は、10年以上にわたる教育研究成果の蓄積を地域と世界に発信していきます。「多文化公共圏」は国際学研究科博士後期課程のキーワードです。
- 「多文化公共圏」とは
- ドイツ人社会学者ハーバマスの理論の一部を形成する「多様な意見を集約して合意を形成する場としての公共圏」という概念です。グローバルな課題の解決のために、国家の枠を越えて多様な活動と文化を持つ市民・市民組織を含めた市民社会が活動する公共圏を「多文化公共圏」といいます。「多文化公共圏」は議論・合意形成の場であり、それは世界中どこにでも存在する空間です。「センター」は「多文化公共圏」の創造を応援します。
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「多文化公共圏センター」は、国際協力・交流ネットワークのアンテナです
「多文化公共圏センター」は地域の自治体と市民団体(NGO/NPO)とを結ぶ多文化交流・国際協力に関するネットワークのアンテナとしてだけでなく、集合・議論・合意の成果を世界に発信するアンテナとして大学と地域と世界とをつなぎ情報の収集・提供・発信を行います。また、海外の学術交流協定校とのネットワークを生かし、地域の国際協力・貢献、多文化交流の課題に対応します。
- 「多文化公共圏センター」で行う事業
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- (1)自治体・国際交流団体・市民団体(NGO/NPO)と外国人コミュニティとの交流や国際協力・多文化交流・貢献活動などの分野での相談・協力・共同研究に対応します。
- (2)学生・市民団体等(NGO/NPO)の国際協力事業への参加を支援します。
- (3)国際協力・貢献、多文化交流に関する理論的実証的研究と教育による人材育成を行います。
- (4)ホームページや機関紙を通して大学・学生・自治体・国際交流団体・市民団体(NGO/NPO)とのネットワークを構築します。 (2008.2.20/第12号U.U.NOWより)
具体的な活動として、下記のようなものがあります。
①外国人児童生徒教育
②多文化公共圏研究・グローバル教育
③連続市民講座・講演会など
④調査研究など
お問い合わせ先
名称 | 宇都宮大学国際学部附属多文化公共圏センター |
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建物 | 国際学部5号館B棟3階 |
住所 | 〒321-8505 栃木県宇都宮市峰町350 |
TEL | 028-649-5196・5228 |
FAX | 028-649-5228 |
tabunka-c@miya.jm.utsunomiya-u.ac.jp ※@は半角に変更してください。 | |
開室時間 | 平日(大学の休業日、祝祭日は除く)の9:00~16:00 |
国際学部5号館B棟の3階にセンターがあります。
ラーニングコモンズからB棟の階段を3階まで昇ってきたすぐ右手です。

センターの入口に置いてあるチラシやパンフレットは、ご自由にお持ち下さい。
入ってすぐの本棚にも、閲覧できる冊子や持ち出し可能な冊子があります。
お気軽にお入りください。

センターの隣にある会議室は、HANDSやFSPの打ち合わせにも使われています。
予約の方優先なので、確実に利用したい場合は予約をお願いします。
また、奥の棚にはセンターが所蔵している本が並んでいます。
貸出をしていますので、持ち出す際は貸出記録シートに記入をお願いします。
