事業:
国際平和と
人権人道法研究会

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国際平和と人権人道法研究会について

国際平和と人権人道法研究会の概要

「国際平和と人権・人道法研究会」は、国際平和と正義について自由に議論ができる学術的かつ実践的なアリーナです。2018年から国際学部藤井広重准教授の研究室で取り組まれてきた「国際人権・人道法プロジェクト」と「国際人権ワークショップ」の2つの活動から構成されており、これらに係る学びの機会として実施される各種公開セミナーやシンポジウムの実施などを含め大学院生・学部生も主体的に企画運営に参加しています。関連団体として2018年に設立された学生のサークル活動「宇都宮国際平和と司法研究会」との活動を有機的に組み合わせ、協働しております。

2019年以降は、赤十字国際委員会(ICRC)主催の国際人道法模擬裁判大会やロールプレイ大会の国内予選会に毎年参加する等、学生が学外の大会へ積極的に参加する機会を提供しています。また、地域貢献にも力を入れており、子ども食堂、公共の施設、各学校にて、小中学生へのSDGsワークショップ、高校生への国際人権ワークショップなど、出前講座を実施しています。ご関心のある方は代表教員の藤井准教授までご連絡ください。

2022年赤十字国際委員会駐日代表部主催国際人道法大会国内予選での準優勝
2023年3月ケニア合宿。
国連ナイロビ事務所にて。
2023年オランダ・ハーグ、国際刑事裁判所
2023年オランダ・ハーグ、国際刑事裁判所

メンバー

  • メンバー

    藤井 広重

    国際学部准教授

  • メンバー

    福原 玲於茄

    大学院地域創生科学研究科 社会デザイン科学専攻
    グローバル・エリアスタディーズプログラム博士前期課程

  • メンバー

    榊原 彩加

    大学院地域創生科学研究科 社会デザイン科学専攻
    グローバル・エリアスタディーズプログラム博士前期課程

  • メンバー

    菊地 翔

    大学院地域創生科学研究科 社会デザイン科学専攻
    グローバル・エリアスタディーズプログラム博士前期課程

  • メンバー

    Hagiya Corredo Magda Yukari
    (国際人権人道法
    プロジェクト・リーダー)

    大学院地域創生科学研究科 社会デザイン科学専攻
    グローバル・エリアスタディーズプログラム博士前期課程

  • メンバー

    Wang Yuxuan
    (国際人権ワークショップ・リーダー)

    大学院地域創生科学研究科 社会デザイン科学専攻
    グローバル・エリアスタディーズプログラム博士前期課程

  • 研究協力者

    横山 友輝

  • 研究協力者

    井手之上 健太

  • 研究協力者

    鈴木 ひとみ

  • 研究協力者

    アティラ ナシル

  • 協力団体

    国際学部藤井広重研究室

  • 協力団体

    宇都宮国際平和と司法研究会

主な活動内容

国際平和と人権人道法研究会「活動紹介動画」(宇都宮大学)
(English)International Peace and Human Rights Humanitarian Law Study Group Introduction Video

本研究会では、動画でご紹介した上記活動や学生間の活発な交流を通して、国際協力分野での勤務を志す学生のためのキャリア形成にも貢献し、国際機関や国際NGOなどでのインターン生を輩出してきました。研究会に参加した学生はこれまでに、赤十字国際委員会駐日事務所、国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所、認定NPO法人日本紛争予防センター(現REALs)、独立行政法人国際協力機構(JICA)、認定NPO法人ACE、公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン、アフリカ平和再建委員会などでインターンの経験を積むことができました。

本研究会に参加した学生の主な受賞歴や学外活動における取り組み

2023年度
2022年度
2021年度
2020年度
  • グローバルガバナンス学会第13回研究大会 学部生の部ポスター発表 学会奨励賞受賞(国際学部3年 アティラ・ナシル、榊原彩加):
    ロヒンギャ問題から見る不処罰文化の終止という国際規範と国際刑事裁判所
    https://www.utsunomiya-u.ac.jp/topics/education/008748.php
  • 飯村会長賞:
    地域社会と共に広める「平和」と「公正」―SDGsの達成に向けた世界を旅する謎解きゲーム―, 2019年度宇都宮大学SDGs推進奨励賞成果報告会
    https://www.utsunomiya-u.ac.jp/topics/newtopics/008589.php
2019年度
  • グローバルガバナンス学会第12回研究大会 学部生の部ポスター発表 学会奨励賞受賞
    (国際学部3年 井手之上健太、福原玲於茄、横山友輝):
    文民の保護の規範性に関する考察―MONUSCOにおける遵守ギャップに着目して
  • 宇都宮市大学生によるまちづくり提案発表会第1位:
    あらゆる場面においても、子どもの権利保障に向けた市民参加型アプローチの実践
    ~「未来都市うつのみや」におけるSDG16の推進と循環の「わ」~
    https://www.utsunomiya-u.ac.jp/topics/community/008118.php
  • 宇都宮大学SDGs推進奨励賞:
    地域社会と共に広める『平和』と『公正』―SDGsの達成に向けた世界を旅する謎解きゲーム

研究成果・刊行物等

2023年度

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藤井広重(2024) 「主権国家体制と国際刑事裁判所による逮捕状 ー現職の国家元首に対する逮捕状執行をめぐるパラドックスー」『国連研究』第25号、*研究補助員:榊原彩加、菊地翔

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藤井広重、榊原彩加、菊地翔、西村実悠(2024) 「国際人権人道法プロジェクト」「国際人権ワークショップ」「オランダ・フィールドワーク」実施報告 『宇都宮大学国際学部附属多文化公共圏センター年報』第16号、125-127頁。

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藤井広重、Hagiya Corredo Magda Yukari、花塚ひとみ(2024) 「国際平和と人権人道法研究会による公開フォーラム」『宇都宮大学国際学部附属多文化公共圏センター年報』第16号、27-31頁。

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藤井広重(2023) 「第16回社会倫理研究奨励賞受賞記念講演原稿 アフリカと国際刑事裁判所ーアフリカ連合の議論からみる<アフリカの戦略>という視座」『時報しゃりんけん』第16号、7-10頁。

2022年度

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若手難民研究者奨励賞 [論文] 藤井広重(2023)「国際刑事法と難民法をめぐる課題に対する一考察: 国際刑事裁判所による証人保護と難民条約除外条項の適用をめぐる分析を通して」『難民研究ジャーナル』第12号。

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査読論文 藤井広重(2023)「アフリカ連合による平和構築の課題および展望――2016年ガンビア大統領選挙後の移行期における取り組みを中心に」『広島平和研究』第10号13-31頁。 *研究補助員:榊原彩加、横山友輝

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第16回社会倫理研究奨励賞受賞記念講演会 藤井広重「アフリカと国際刑事裁判所:アフリカ連合の議論からみる〈アフリカの戦略〉という視座」

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座談会 藤井広重・中村真(2023)「国際学部の新しい強みへ、国際人道法大会での準優勝 —2022年度国際人道法模擬裁判・ロールプレイ大会に関する報告会—」『宇都宮大学国際学部附属多文化公共圏センター年報』第15号、46-55頁。

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活動報告・座談会
①「国際協力機関インターンへのプロセスと活動」2022年度学生座談会
藤井広重他(2023)「国際平和と人権・人道法研究会」2022年度の活動報告」『宇都宮大学国際学部附属多文化公共圏センター年報』第15号、161-174頁。

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活動報告・座談会
②「国際問題を考える」高校生との夏の交流会・子どもの国際人権ワークショップ実施報告書
藤井広重他(2023)「国際平和と人権・人道法研究会」2022年度の活動報告」『宇都宮大学国際学部附属多文化公共圏センター年報』第15号、161-174頁。

動画サムネイル

動画 「インターンを通して世界にはばたけ」宇都宮大学国際平和と人権・人道法研究会_2022年7月11日

2021年度

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査読論文 藤井広重(2022)「ケニアにおける司法化する選挙と2022年大統領選挙の行方――司法化の進捗は選挙暴力を防ぐのか?」『アフリカレポート』60巻 7-18頁。
*研究補助員:福原玲於茄、横山友輝

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論文 藤井広重、横山友輝 、福原玲於茄(2022)「国際人権教育における子ども・若者参加の実践と課題―「人権」と「参加」をめぐる課題解決型学習(PBL)の試み―」『宇都宮大学国際学部附属多文化公共圏センター年報』第14号、89-101頁。

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座談会 藤井広重他(2022)「アフガニスタンと平和」シンポジウム① 紛争下におけるキャリア形成 -平井礼子氏と宇大生による座会-」『宇都宮大学国際学部附属多文化公共圏センター年報』第14号、51-63頁。

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活動報告 藤井広重他(2022)「国際平和と人権・人道法研究会 2021年度の活動報告①-③ 『国際人権・人道法プロジェクト』と『国際人権ワークショップ』実施報告書『宇都宮大学国際学部附属多文化公共圏センター年報』第14号、250-265頁。

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動画 宇都宮大学国際学部附属多文化公共圏センター・連続セミナー 国際協力機関インターンへのプロセスと活動

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動画 宇都宮大学SDGsグローバルウィーク2日目(学生模擬裁判)

2020年度

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座談会 藤井広重 他(2021)「SDGsの達成に向けた国際機関の活動とキャリア形成の視点 : 国際機関の職員(境悠一郎氏、田邉宙大氏)と宇大生による座談会 (特集 ウィズコロナ時代の国際学部の挑戦) -- (2020年国際学部のSDGsの取り組み) 」『宇都宮大学国際学部附属多文化公共圏センター年報』第13号

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論文 藤井広重(2020)「持続可能な開発目標(SDGs)の地域社会における実践と課題 − SDG16(平和と公正)をめぐる国際規範と地域性についての試論−」『宇都宮大学国際学部研究論集』50号、109-120頁

2019年度

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座談会 藤井広重 他(2020)「平和と公正な社会(SDG16)の実現を目指して ―野口元郎国際司法協力担当大使と宇都宮大学国際学部生による座談会―」『宇都宮大学国際学部多文化公共圏センター年報』第12号。